40代以降になると増えて、40〜70代に多いとされるED。
それが器質性EDとよばれるものです。
多くの原因が関係していて、かなり原因を特定するのが難しいEDです。
器質性EDとは?
器質性EDとは体に何かしらの問題があることが原因で、中折れしたり勃たなくなるEDのことです。
早い人だと30代からなっているケースもあり、高齢者のED原因は大抵はこの器質性EDです。
大きく分類すると3種類で、下記のケースがあります。
- 加齢や生活習慣病で血流に問題が発生しているケース。
- 男性ホルモンなどの分泌が低下しているケース。
- 事故などによる神経障害があるケース。
ただし神経性のEDは、原因特定も難しく複雑なので別記事にまとめています。
ですので今回は主に、血流に問題があるケースと男性ホルモンが低下しているケースをまとめました。
血流に問題が発生しているケースとは?
これは、器質性EDの中でも最も多いケースです。
加齢による動脈硬化などが原因で、勃起するのに十分な血液をペニスに運べなくなります。
また生活習慣病との合併によって、糖尿病や高血圧になるのも器質性EDに多くみられる状態です。
こういった生活習慣病は動脈硬化もまねき、中折れや勃たない大きな原因となります。
男性ホルモンの分泌が低下しているケースとは?
こちらも多く発生しているケースで、30代から分泌が低下していく男性ホルモンの減少が関係しています。
ただし加齢だけでなく、ストレスや疲れ、喫煙や飲酒、運動不足の生活習慣などによっても、男性ホルモンの分泌は低下していきます。
男性ホルモンのテストステロンの量が低下すると、勃起力だけでなく性欲も低下します。
この状態を放置すると、増々EDが悪化するとも言われていて危険な状態なんです。
器質性EDには一刻も早い対策が必要
器質性EDの原因は複雑ですが、一刻も早い対策が求められます。
また事故や病気が引き金になる神経障害の場合は、ED治療薬も精力剤も効かなくなる恐ろしいEDです。
ただしその他の原因については、血流の改善と男性ホルモンの分泌量を増やせば改善する問題です。
食事やサプリメントで血液をサラサラにして、男性ホルモンを増やすことが有効な対策です。
もちろん、生活習慣病などになっている場合は医者に診断してもらうしかありません。
ですがその他が原因の場合は、レッドドラゴン
などの精力剤を試してみてください。
精力剤にプラスして健康的な生活を続ければ、多くの器質性EDは改善していく傾向にあります。
器質性EDとは長い付き合いになる可能性もありますが、対策は難しくありません。
ぜひ普段の生活に取り入れて、器質性EDを治療していってくださいね。