ED治療薬と漢方薬は違いますが、漢方薬の中にもED対策に効果の期待できる種類もあります。
バイアグラなどのED治療薬は最後の切り札でとっておきたい。なるべく薬は飲みたくないけど効果がないのも困る。
そんな欲張りな方に漢方薬はオススメなので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
漢方医学と漢方薬について
漢方医学と漢方薬について、誤解をしている人はかなり多いので、はじめに誤解をといておこうと思います。
まず漢方医学は中国から伝わった歴史ある東洋医学で、少数ながら專門の漢方医も国内にいます。
また漢方薬は、一般に処方される市販薬と同じように副作用をともなう可能性もあります。
ですのでサプリメントのように、ほぼ完全に安全に飲めるものとは異なります。
ただし市販薬にくらべると効果はゆっくりで、効き方もおだやかです。
この違いは、一般的な西洋医学とのアプローチの違いです。
西洋医学が疾患にアプローチするのに対して、漢方医学は症状にアプローチしていきます。
これらをまとめて表にすると、漢方薬と一般的な医薬品、さらにサプリメントとの違いは下記のようになります。
短期効果 | 長期効果 | 体質改善 | 安全性 | |
---|---|---|---|---|
ED治療薬 | ◎ | ✗ | △ | △ |
漢方薬 | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
サプリメント | ✗ | ◯ | ◯ | ◎ |
※ ここでいうところの医薬品はバイアグラなどのED治療薬。サプリメントは精力剤のことを指します。
上記の図は極端ではありますが、長期でみれば少しずつ効果がでてきて、安全性の高さが魅力的な精力剤。
ある程度の副作用は覚悟の短期決戦で、すぐに結果を求めたいなら医薬品のED治療薬。
医薬品とサプリメントの中間にあたり、バランスの良いのが漢方薬となります。
ただし味に関しては漢方薬が最もマズイので、そういう点では嫌われる傾向にあります・・・
EDに効果の期待できる漢方の種類とは?
EDに効果の期待できる漢方薬はいくつかありますが、代表的なのは次の3つです。
- 体力をつけるのに良い「牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)」
- 心と体の状態を落ち着ける「柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」
- 精神を安定させる「桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)」
どれも薬局やネット通販で簡単に手に入る漢方薬で、値段も手頃です。
この他に精力剤や漢方薬のもとになる、代表的な原材料には次のものがあります。
- まむし
- すっぽん
- 高麗人参
- コブラ
- オットセイ
これらをすりつぶして粉末にして、精力剤や漢方薬に混ぜるのが一般的です。
漢方薬は本当に中折れなどの対策になるのか?
これまでの説明通り、漢方薬にはED治療薬のような即効性はまったくありません。
効果だけでいえば、当サイトで紹介しているレッドドラゴンのような精力剤の方が近い存在です。
つまりは数ヶ月飲み続けて、初めて効果がでてくるといった認識が正しいです。
しかし飲み続けることで、中折れなどの緩和に役立ったり、精力や性欲が高まってくるものもあるでしょう。
また膣内射精障害などに、効果のある漢方薬もあるのかもしれません。
ぼくは漢方にくわしくありませんが、お医者によっては漢方とED治療薬を両方をすすめる場合もあるそうですよ。
精力剤とED治療薬を併用する人もいるので、これと同じような感覚でしょうね。
個人的には副作用のない精力剤の方がオススメですが、副作用がほとんどない医薬品を試したい人は、チャレンジしてみても良いでしょうね。
精力アップ目的で漢方薬を飲むなら中国産?国産?
漢方薬は中国から伝わったものなので、国産より中国産のほうが良いように思うかもしれません。
ですが現代の中国産は、あやしい漢方薬がおおく信用はできません。
ですので中国産の漢方薬よりは、国産の漢方薬の方が安全だと思います。
例えば、あかひげ薬局で販売されている医薬品の中には漢方薬ベースの医薬品もあるので、試してみても良いかもしれません。
効果にたいする評判は微妙ですけどね・・・
ちなみに個人的に試したモノの中に、漢方薬にちかい精力剤で正官庄公式「紅蔘の強健力」があります。
こちらは国産ではなく韓国産ですが、高麗人参の世界シェアNo.1の会社が作っているので品質は高いです。
実際に飲んでみましたが、短期間で血流はよくなったなぁ〜という印象はありました。(漢方薬ではなく精力剤)
ですので実際に飲み続ければ、精力アップに効果があり中折れなど、EDの症状は緩和するでしょう。
他に漢方薬ではないものの、タイ王国のcappra(カップラ)とG7(ジーセブン)という精力剤も一部では知名度があります。
この2つはタイに旅行に行ったとき、現地の薬剤師さんから話を聞いた精力剤でハーブ100%で作られているそうです。
現地ではバイアグラの代わりに飲む人もいるくらいで、本当にセックスの30分〜1時間前に飲むものです。
国内のネット通販では安心して買えないのが難点ですが、タイに行けば普通に薬局で取り扱っています。
漢方系の精力剤に興味のある方なら、一度くらいは試して損はないと思いますよ。
国内のネット通販でも、cappra(カップラ)とG7(ジーセブン)は販売されていますが聞いた限りの情報ではどれも偽物です。
十分に注意して気軽に手をださないようにしてください。
まとめ
- ED治療薬と精力剤の中間にあたり、バランス重視なのが漢方薬。
- EDに効果の期待できる有名な漢方薬は、牛車腎気丸と柴胡加竜骨牡蠣湯と桂枝加竜骨牡蠣湯。
- 精力アップに役立つ漢方薬の原材料には、まむしやすっぽん、高麗人参などが有名。
- 漢方薬は数ヶ月飲み続けて、初めて効果がでてくるもので効果的には精力剤とちかい。
- 中国産の漢方薬よりは、国産の漢方薬の方が安全性が高い。
- タイ産のカップラとG7はネット通販で買わない方がいい。