高血圧の人が、ED治療薬を飲めないのは有名な話かもしれません。
ですが高血圧だけでなく、低血圧の人もED治療薬を飲むことは出来ないんです。
意外に思う人もいるかもしれませんが、低血圧もEDとは相性がよくないということです。
そもそも低血圧って何だっけ?
低血圧には国際的な診断基準はありません。
しかし一般的には、最高血圧が100mmHg以下、最低血圧が60mmHg以下の状態を低血圧と呼びます。
この状態は起きあがった時の立ちくらみやめまいだけでなく、倦怠感や便秘、腹痛などの症状があらわれます。
女性に多い症状ですが、男性にはあまり縁のない症状です。
しかし若い人の中には、低血圧で悩む男性もいるようです。
ただし高血圧とは違い、すぐに命に関わるような病気とは関係性がありません。
ですので、その点は安心と言えます。
低血圧になると、なんでED治療薬が飲めないのか?
ED治療薬は血圧を下げる働きもあります。
その為、低血圧の人がED治療薬を飲むのは危険と言われています。
具体的には、最高血圧が90mmHg以下、最低血圧が50mmHg以下の人は、ED治療薬を飲んではいけません。
またそれに近い状態の血圧の人も、医者に相談してからの服用がオススメです。
高血圧と状況は違っても、飲み合わせには危険がともなうので、注意してくださいね。
低血圧は勃たない原因にはならない
高血圧と違い、低血圧には勃たない原因になる要素は特にありません。
倦怠感などが多少セックスの邪魔をすることは合っても、勃たない原因になるとは言えないでしょう。
ただし説明した通りED治療薬は使えません。
ですので、他の原因が重なって中折れしやすくなったり、勃たなくなってもED治療薬には頼れないんです。
もちろん当たり前ですが、医薬品ではない精力剤やサプリメントは使用可能です。
もし低血圧の男性がEDになった場合は、それらを代用品としてご利用ください。