思春期頃から始まり、男性機能がおとろえるまで続く朝立ちは、EDの判断基準にもなります。
しかし、朝立ちの有無だけでEDかどうかを判断するのは確実ではありません。
今回は、朝立ちに注目してEDの判断基準としてどうなのか? 朝立ちするのに勃たない原因についてまとめました。
朝立ちは朝起きた時以外にもおこっている
よくあるのが、下記のようなケースです。
「この前のセックスで勃たないままだったなぁ〜。朝起きた時も、朝立ちしてないしやっぱり俺はEDなんだ・・・」
こういった状況になった時、すぐ「俺のあそこは役立たず」と決めつけるのは早すぎます。
なぜなら朝立ちは、眠っている間にも朝起きた時にも起こるからです。
ではなぜ毎日でないのか? というと、ほとんどが偶然だからです。
寝ている時、交互に「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」が繰り返されます。
そして朝立ちが起こる可能性が高いのは、眠りの浅いレム睡眠の時間が長く回数も多い時です。
ですので、朝起きた時が深い睡眠状態にある「レム睡眠」だった場合、朝立ちは起こらないんです。
ですがその状態でも、夜寝ている時にはしっかり勃起している可能性は十分にあるんです。
朝立ちは、確かにEDの判断基準の目安にはなります。
しかし1日や2日朝立ちを調べたくらいで、EDかどうかの判断なんて出来ないということです。
朝立ちしない & 勃たない人は器質性のEDかも・・・
器質性EDとは、血管障害や神経障害、男性ホルモンの低下などが原因のEDです。
セックスで勃たないうえに、朝立ちも全くしない人は器質性EDの可能性が高めです。
ただし、朝立ちはするけどセックスで中折れしたり、勃たない人は心因性のEDの確率が高めです。
心因性のEDとは、緊張や不安など精神的な問題が、勃たない原因になっているEDです。
朝立ち | セックス | |
---|---|---|
◯ | ☓ | 心因性のED |
☓ | ☓ | 器質性のED |
もし心因性のEDなら、リラックスしてセックス出来るようになれば大抵は解決します。
それで解決しない場合、オナニーのやり方などが原因で、勃起が維持できなくなっている可能性もあります。
これはオナニーのやり方を変えることが大切なので、勃起状態を維持できてから射精するクセをつけてくださいね。
器質性のEDの場合は、精力剤などを使って2ヶ月くらいたてば勃起力が回復する可能性は高めです。
朝立ちやEDで悩んでいる人は、ぜひ試してみてくださいね。