生活習慣病の代表ともいえる糖尿病ですが、実際どんな病気か知ってますか?
糖尿病とはインスリンというホルモンの作用が不足して、血液中のブトウ糖濃度が高くなっている状態のことです。
そして糖尿病患者の実に8割が、EDになってしまうという研究結果もあるんです。
無視はできない存在だと思うので、今回は関係性の深いEDと糖尿病についてまとめます。
糖尿病になった人がEDになりやすい原因
糖尿病になった全ての男性が、EDになって中折れしやすくなったり、いざという時に勃たないようになるわけではありません。
しかし糖尿病になると、神経障害や動脈硬化(どうみゃくこうか)、海綿体の機能不全が起こります。
神経障害になれば、ペニスへ性的刺激が伝わらなくなります。
また動脈硬化は、血流の流れが悪くなるので勃起力を低下させます。
さらに海綿体の機能不全は、ペニスに血液が集まらなくなり、セックスで勃たない可能性を高めます。
糖尿病はこれらのことから、勃起力や射精機能、性欲の大きな低下をまねく恐れがあるのです。
糖尿病になった人のEDとの向き合い方
糖尿病は、30代後半くらいから発症しやすい深刻な生活習慣病の一つです。
ストレスや疲れ、不健康な生活習慣の積み重ねが原因で発症すると言われてますが、ハッキリとはわかっていない病気です。
身近な病気に思うかもしれませんが、糖尿病に一度でもなると、治療の取り組み方によっては一生治りません。
大半の人は2種と呼ばれる糖尿病ですが、まれに1種の方もいて完治しない可能性も十分にあります。
ということは、一生EDと向き合って生活していく可能性もあるということです。
ですが生活改善や取り組み次第では、糖尿病でない人と同じような生活に戻すことも可能です。
実際、糖尿病の回復とともに、EDの症状も回復する傾向にはあるので、治療にはシッカリと向き合ってくださいね。
ちなみに、糖尿病患者の場合でもED治療薬は処方してもらえます。
ただし医師との問診で、「自分は糖尿病の1種・もしくは2種です。」と申告する必要はあります。
また、精力剤の服用も問題ありません。
そもそも精力剤は健康食品ですから、安全に飲めるのが当然なんですけどね。
実際、糖尿病になってから精力剤を飲み始める方も多いそうです・・・
糖尿病は、発症させないような生活習慣が一番大切です。
ですが万が一なってしまった場合、しっかりと向き合って治療に取り組むことが大切ですよ。
そこから、普通にセックスできるように回復する人もいますからね。