現在日本には、性生活に満足をしていない数多くの人がいて、これらの症状をまとめてEDと呼んでいます。
実際に、たまに勃たない程度やたまに中折れするような男性は多いと思いますが、そういった人もこのくくりに入ります。
そして、この原因のひとつが太りすぎによるものなんです。
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太りすぎてEDになってしまう目安とは?
それなりの年齢になると、周りから肥満を指摘される機会はほぼないと思います。
ですので、今の自分がぽっちゃり体型なのか? 太りすぎの肥満体型なのかは、分かりくいかもしれません・・・
そこで太りすぎかどうかの目安として、BMI値という指標が役に立ちます。
BMIは、体重(kg) ÷ 身長(m)×2 の公式で求められる数値で、男性にとって理想的な数値は22とされています。
- 18.5未満 = 低体重
- 18.5以上25未満 = 普通体重
- 25以上 30未満 = 肥満度1
- 30以上 35未満 = 肥満度2
- 35以上 40未満 = 肥満度3
- 40以上 = 肥満度4
この図からわかるのは、BMIが25以上の男性は太りすぎでEDになりやすいと言うことです。
特にBMI値が30をこえると、糖尿病などのリスクは爆発的に増えるので要注意です。
太りすぎによる肥満は、なぜEDの原因になる?
デブはインポが多いとか、太っている人は勃ちにくいと言われることもありますが、何の根拠もないわけではありません。
そこにはハッキリと、EDになってしまう4つの原因があるんです。
その1:血流が悪くなりやすい
太りすぎている人は、体内の糖を代謝する働きや血管を広げる働きが弱い傾向にあります。
その為、太ってない人にくらべて糖尿病になりやすかったり、動脈硬化になる可能性は高くなります。
動脈硬化は血流の悪化で勃起を阻害するだけでなく、海綿体という組織に血液をとどめることも苦手です。
その為、勃起しづらく維持も難しいEDになりやすいんです。
その2:活性酸素が増える
肥満体質の方は、活性酸素と呼ばれる体をボロボロにする物質が増えやすい傾向にあります。
活性酸素は、肉や油を好む食生活やストレスに反応しやすく、血管を傷つけます。
血管は正常な血流をたもつ上で重要なので、傷つくと血流が悪くなってEDにもなりやすいのです。
太りすぎの方は食べ過ぎなどを自制して、活性酸素を増やさない努力も必要ですよ。
その3:テストステロンの分泌量が低下する
プロラクチンというホルモンを知っているでしょうか?
これは一般的に射精後に分泌されるホルモンで、射精後すぐに勃起しないのはこのホルモンの影響です。
このホルモン自体は意味があるのですが、太りすぎている方は通常時でもプロラクチンが増加していることが問題です。
確かな根拠はありませんが、プロラクチンの増加はテストステロンの分泌量を低下させる原因と言われています。
テストステロンは男らしさのホルモンで、筋肉量を増やしたり脂肪を燃焼する働きもあります。
つまりテストステロンが減少するということは、さらに太りやすくなるという負のループにはまるんです。
その4:生活習慣病になりやすい
肥満と生活習慣病の関係が密接なのは、ほとんどの方が知っていますよね。
太りすぎが原因になる生活習慣病には、糖尿病や高血圧、脂質異常症などがあります。
これらはどれもEDと関わりのある病気で、動脈硬化を進行させる原因となります。
動脈硬化が進むと、海綿体に血液を届けるのが難しくなり勃起しづらくなります。
特に糖尿病は、血管内を糖分濃度の高い血液が流れて血管を傷つけます。
さらには神経障害によって、興奮が伝わりづらく勃起もしづらくなります・・・
生活習慣病の中でも特に注意が必要で、EDになりたくないなら肥満にならないことは絶対条件です。
太りすぎによるEDは痩せれば解決する
もし太りすぎによるEDだと自覚があるなら、まずは痩せることがED解決の近道となります。
ただし絶食するような、食事制限ダイエットは体に悪影響しかありません。
長期的に効果があるのは、食事療法と適度な運動です。
食事療法について
別にそこまで難しいことではなく、下記のように健康的食事を実践すればいいだけです。
- 肉よりも野菜をいっぱい食べる。
- 和食中心の食事をする。
- お菓子をなるべく食べない。
- ご飯や小麦粉など糖質をとりすぎない。
- 1回1回の食事量を全体的に減らす。
- 特に夜の食べ過ぎには注意する。
- 間食をなるべく減らす。
ただし食事だけで太りすぎによるEDをどうにかするのは大変です。
そこでサポート材料として、精力剤を飲むのがオススメです。
亜鉛やアルギニンなど、男性ホルモンの分泌を増やして血流をよくする成分がたっぷり入っているものを選んでくださいね。
適度な運動について
健康的な食事を続けるのはもちろん大切ですが、それだけでなく毎日ウォーキングなどを30分以上取り入れるのも大切なことです。
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食事療法と組み合わせれば、痩せやすく健康的な体に近づけますよ。
特にウォーキングやストレッチがオススメで、他にスクワットも効果があります。
そして運動後には、しっかり疲れをとるために6時間以上休むことも大切です。
これらの継続により、少しずつ肥満が解消されてEDも解消されていくと思います。
食事療法も精力剤も運動も、効果がでるには時間がかかりますが、どれ一つムダにはなりません。
生活習慣を変えて頑張るのは大変ですが、頑張ってみてくださいね。
まとめ
- BMIが25以上の男性は太りすぎなのでEDになりやすい。
- 肥満体質は血流が悪くなりやすいので勃起しづらい。
- 太り過ぎの方は活性酸素が増えやすく血管が傷つきやすい。
- 太りすぎの方はプロラクチンが増えて、テストステロン値が減少している。
- 太りすぎは生活習慣病になって動脈硬化が進行する。
- 糖尿病は生活習慣病のなかでも最もやっかいな病気。
- 太り過ぎている方は痩せることがED解決の近道。
- 太りすぎによるEDには食事療法と適度な運動が必要。
- 運動後はシッカリ休むことも大切。