若い頃は勃起力の低下なんて考えてなかった人も、年をとればEDになるのは仕方がないと思っている人は多いですよね。
このことは間違ってはおらず、ぼくもある程度の症状は仕方のないことだと思っています。
しかしED治療には年齢制限はなく、加齢がすすんでもED対策は十分に可能です。
加齢はEDになるトップクラスに多い原因で、誰もが完全に避けて通ることは不可能です。
実際に40代や50代になると、半数以上の男性がEDで悩むみたいですからね。
しかし完全復活はできずとも、なるべく若い頃と同じ状態になれるようなED対策ならあります。
まぁ中には、10代や20代からEDに悩んでいる人もいるでしょうが、それは加齢が原因ではありません。
ほとんどのケースが、精神的なものやオナニーのやり方、悪化した生活習慣などが原因です。
その為、今回の記事は少なくとも30代以降の男性・・・
できれば40代以上の男性が読んで参考になる情報だと思います。
ですので40代以上の方は、現在はまだEDの症状が出ていなくても、一度は目を通してみてくださいね。
それなりのボリュームでまとめているので、きっとお役に立てる情報になっているはずです。
見出し
なんで加齢がすすむと勃たない原因になるの?
加齢がすすむことでEDを発症して、中折れや勃たないことが当たり前になる原因は主に2つです。
原因その1:男性ホルモンの分泌量が減る
このケースは、加齢そのものがEDの原因になっている代表例です。
まず加齢がすすむと、勃起力や性欲に影響をあたえる男性ホルモンの分泌量が減少します。
男性ホルモンの減少理由は、生活習慣やストレス、疲労などたくさんあります。
この中でも、最も実感しやすいのが加齢による減少です。
早い人で30代半ばくらいから・・・
遅くても40代後半〜50代くらいになると、男性ホルモンの減少は実感することになるでしょう。
言われてみれば「朝立ちが少なくなった」「中折れすることが多くなった」と感じる人は危険信号ですよ。
まぁ普通に生活しているだけでも、ほとんどの人は男性ホルモンが減少するので、仕方のないことなんですけどね・・・
原因その2:生活習慣病の影響
こちらのケースは、加齢そのものが原因というよりも、加齢によって引き起こされる病気(生活習慣病)がEDの原因になっています。
生活習慣病は、喫煙や運動不足、かたよった食生活などが大きな原因ですが、若い頃はあまりかからない病気です。
しかし悪化した生活習慣を続けていると、40代や50代といった中高年になった時に発症してしまいます。
そしてこれらの生活習慣病が、大きなEDリスクを抱えているんです。
中でも下記の症状は、EDに関係する代表的な生活習慣病です。
- 動脈硬化
- 糖尿病
- 高血圧
- 高脂血症
これらの病気は、病気の症状にくわえて薬の副作用でも、EDを進行させる大きな原因となります。
例えば、動脈硬化は血流障害を引き起こして、アソコが勃起するのに重要な血流を悪くします。
次に糖尿病は、神経障害などの症状がでるので、EDになる確立が上がることがわかっています。
そして高血圧は、ED治療薬との併用が難しいことが問題になりがちの病気です・・・
しかし生活習慣病を防ぐのは難しく、よほど健康的にすごさない限りは、加齢がすすむと同時にEDの症状もすすみます。
加齢によるEDの悩みは40〜50代くらいの男性に多い
加齢の影響を感じはじめるのは、40代〜50代くらいの男性がもっとも多いとされています。
この年代の男性は夜の営みも盛んで、勃たないまま終わったり、中折れの頻度が増えることは生活の質を激減させます。
だからこそEDを治したくて、ED専門のクリニックや泌尿器科におとずれる男性が多いのでしょう・・・
ちなみにこの年代のED症状として多いのは、中折れや勃起時の硬さ低下です。
完全に勃たない人は、あまり多くはないようです。
加齢によるEDはどうやって対策すれば良いのか?
40代以降のEDは、放置しているだけでは状態悪化が目にみえています。
しかし対策次第では、20代の頃と同じくらいの状態まで戻すことは可能でしょう。
ただしこれには、生活習慣の改善が必須です。
例えば身近なことで言えば・・・
- 健康的な食生活を続ける。
- タバコをやめる。
- 運動を習慣づける。(特にスクワット)
- お酒をひかえる。
- ストレスや疲れをためこまない。
こういった地道な努力を続けて健康的になれば、男性ホルモンの分泌量が低下しにくくなり、生活習慣病も予防できますよ。
特に食事は、最も影響をうけやすい要素です。
それがわかっているので、ぼくも精力剤などを飲みつつ日頃から健康管理を徹底しています。
昔のように、情けない思いをしていたEDには戻りたくありませんからね・・・
ちなみにEDは、神経などに損傷がなければ、大半の人はある程度の回復が見込めます。
加齢の問題は神経損傷などに比べれば大した問題ではないので、まだ40代や50代なら「健康習慣 + 精力剤」で頑張ってみてください。
世の中には、70代でもセックスを楽しんでいる人がたくさんいるので、生活の質をあげるためにも頑張って損はないですよ。
まとめ
- 加齢によるEDの完全克服は難しいが、加齢の影響を感じさせない若い頃の状態にちかづけることは可能。
- 加齢によるEDの主な原因は、男性ホルモンの分泌量低下と生活習慣病。
- 加齢の影響を感じはじめるのは、40代〜50代くらいの男性が多い。
- 加齢によるEDを克服するには生活習慣の改善が必須。
- EDは神経などに損傷がなければ、大半の人である程度の回復が見込める。