よく精力剤の話になると、「副作用はまったくありません」とか、そんな話になりますよね。
しかしこれは間違いです。
精力剤は基本的には健康食品なので、副作用がほとんどないことは確かです。
ですが、副作用がほとんどない = ゼロとは限らないんです。
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精力剤の副作用は限りなくゼロに近い
精力剤の副作用の可能性を少し紹介しましたが、基本的には精力剤の副作用を心配する必要はありません。
というのも精力剤は、医薬品などと違い体に副作用を起こすほどの成分を含んでいないからです。
基本的には、安全な成分や原材料のみを配合して作られています。
特に国産のサプリメントや精力剤なら大丈夫でしょう。
成分配合量も含めて、日本製のサプリや精力剤は、安全性をかなり重視して作られていますからね。
もちろん、限りなくゼロに近いとはいっても、副作用の可能性がゼロではありません。
なぜなら、体質によって合う成分と合わない成分があります。
例えば、ほとんどの人には安全な成分も、人によっては危険な成分になる可能性もまれにあります。
また過剰摂取によって、副作用が起こる可能性は十分にあります。
これはどの精力剤やサプリにも言えることで、複数種類の精力剤やサプリを飲み合わせている方は注意が必要です。
まぁ一日の服用量を守って飲めば、ほとんど心配いらないことは確かですが・・・
副作用の心配がある栄養素の例
精力剤によく含まれる成分の中でも、副作用の可能性があるものはたくさんあります。
その中でも、注目度が高いものだけ紹介しておきます。
その1. アルギニン
アルギニンはアルカリ性の成分ですが、下痢や胃痛の原因となることがあります。
これはクエン酸を一緒に飲むことで解決されるのですが、それでも体質に合わない人には副作用があるそうです。
また血管を拡張する働くもありますが、これが原因で血圧が下がる可能性もあります。
高血圧などで「降圧剤」を服用している方は、一度専門医に相談しておいた方がいいかもしれません。
その2.シトルリン
アルギニン同様に、血管を拡張する働きがあり、血圧低下の可能性があります。
過剰摂取をしなければほぼ問題ありませんが、一応覚えておいてください。
その3.亜鉛
1日の推奨量を大きく超えて、1日に30mgや40mgを摂取すると副作用の可能性がでてきます。
症状としては、下痢やミネラルの欠乏症があげられます。
その4.ランペップ
血流をよくして勃起力を改善する話題の成分ですが、元は卵から抽出した成分です。
その為、卵アレルギーの人は副作用のでる可能性があります。
その5.マカ
こちらは成分ではなく原材料ですが、まれに基礎体温が不安定になったり、腹痛や頭痛のおきることがあるようです。
自然素材のものではありますが、副作用がゼロではないことは覚えておいた方がいいでしょう。
副作用がゼロのものは存在しない!
基本的に体になにかを入れる以上、副作用が完全にゼロのものは存在しません。
医薬品だけに限らず、副作用がよわいとされる指定医薬部外品も、健康食品の精力剤も同じです。
もちろん副作用のでる確率や、副作用がでた時の症状には大きな違いがありますが・・・
具体的には副作用の強い順に、「第一医薬品 > 第二医薬品 > 第三医薬品 >> 医薬部外品 > 精力剤(健康食品)」のイメージです。
とはいっても、安全性を考えた場合に精力剤が1番安心できる存在であることは確かです。
ちなみに、万が一精力剤でも強い副作用がでた場合は、服用をやめるのが無難です。
無理に飲み続けても、調子を悪くする可能性もありますからね。
まぁぼくが精力剤で副作用を感じたことがないように、ほとんどの人には安全で副作用もないのが精力剤です。
過度に心配することはないので、その点は安心してください。